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儲かるためのポイントとは?

フィットネスクラブ経営で
儲かるためのポイントとは?

近年、健康志向の高まりなどが見られることから、フィットネスクラブに入会する方が増えつつあります。

「フィットネスクラブ経営が儲かるのはなぜ?」「儲かるポイントが知りたい」と考えている方もいることでしょう。

このページでは、フィットネスクラブ経営が儲かる理由についてまとめるとともに、儲けられるポイントなどもあわせて詳しく紹介していきます。フィットネスクラブやジムの経営を考えている方は、ぜひ当記事を参考にしてください。

フィットネスクラブ経営が儲かる理由

ジム経営が儲かる理由を把握するためには、収入と支出の2つから考える必要があります。収入が多い状態ならばたくさん儲かりますが、出費を抑えられればその分、利益になるからだと言えます。

個人でジムを開く場合、資金繰りがうまくできずジム経営をあきらめなければならないリスクを考慮することが大切です。要するに、儲けられるお金のことだけではなく、安定した収入を得られるかも重要なのです。

ここでは、フィットネスクラブ経営が儲かる理由について詳しく解説していきますので、チェックしてみましょう。

市場規模

ジムが儲かる理由の1つに、パーソナルジムの市場規模と成長性について触れておく必要があります。ジム経営を効率的に行えたとしても、市場規模が小さいと儲けられないケースが多いです。そして、成長性が十分にないと将来に不安が残ります。

近年、健康志向の高まりが見られるとともにフィットネス業界の需要も増していて、市場規模は4,000億円を超えていると言われています。会員数も増えているため、成長性について考えてみても可能性が十分にある業界だと言えるのです。

参照元:メルメイク公式サイト

ビジネスモデル

フィットネスクラブのビジネスモデルは、ジムやスタジオ、温泉施設が揃っている総合型クラブ、ジム・スタジオ型のクラブ、小型ジム、スタジオに分類されます。

どの業態も月会費制を採用しているケースが多く、会費は3,000~30,000円程と幅広いです。会費は、立地や施設、サービス内容によって決まります。パーソナルジムや一部のスタジオの中には、都度払いや回数券を利用している所もあるのが特徴的。

ジムによっても提供されているサービスもさまざまです。マシンを設置してフリーで利用できるクラブやヨガ・ピラティスなどのように大人数にレッスンを提供しているところや、パーソナルトレーニングが行えるジムなどもあります。

それぞれのターゲットや目的は各ジムによって違ってきますので、まずはコンセプトを明確にして、適している立地でサービスを提供するかにかかっているのです。

目的やトレーニング方法の多様化

ジムに通う目的が多様化している点も理由の1つに挙げられます。ダイエットや美しいボディラインを目指す人だけではなく、身体機能の向上を目的としているケースなど、ニーズはさまざまです。

目的によってトレーニング方法もさまざま種類があり、女性専用や24時間営業などの特徴を持ったジムも増加しています。 これらのことより、地域ごとにどのようなニーズがあるのか考え、それに合った切り口でジムを営業できると、会員数の確保に繋がるでしょう。

今までの会員以外の客層をよび込めれば、これから参入するジムについても成功するチャンスが広がります。

また、コロナ禍によってもトレーニング方法に変化が見られ、オンラインで実施するケースも増えつつあるのです。Zoomなどのツールが普及したことで、オンラインでパーソナルトレーニングを行えるようになったことも特徴に挙げられます。

オンラインを使えば運営拠点の近隣だけではなく、遠方在住の潜在顧客へもアプローチが可能です。そのため、オフラインよりさらに多くの顧客にアプローチできますので、収入アップも目指すことが可能なのです。

利用者層の拡大

健康志向が高まっていることもあり、ジム通いを始める人々が増加しています。中でも、中高年の利用者の割合が多いのも特徴の1つ。ジムを利用しているのは、若い人たちに多いイメージですが、高齢化が進行している今、介護が必要な状態になるのを防ぐ目的で需要は高まりを見せることでしょう。

年齢を考慮したトレーニング内容を考えるなど戦略は必要ですが、若い世代が少ない地域でもジム経営を成功に導くことが可能です。

また、中高年向けだけではなく、児童向けのサービスに対するニーズも増えてきています。例を挙げると、水泳やテニス、体操などを教えるスクールなどです。少数ではありますが、児童向けパーソナルトレーニングを目的としたジムもあります。ジムの経営を検討している場合、体育の成績アップや姿勢改善など児童向けサービスの提供も行うと、儲けるチャンスを増やすことができるでしょう。

利益率

オープンまでに必要なイニシャルコストは、物件取得費や工事費、機材費、システム費などです。その他には、家賃や人件費、水道光熱費などのランニングコストがかかります。

イニシャルコストは、取得する物件の状態によって大きく変わります。例えば、他のジムが撤退した後に作る場合、内装や外観にこだわらなければ工事費を安くすることが可能です。マシンを用いずに自重トレーニングを目的としたジムなら、機材費を節約できるでしょう。

その他には、顧客管理から集金までできるシステムを利用したり、販促費などの知識があったりすれば費用を浮かすことも可能です。

ランニングコストは家賃や人件費がかかります。ビジネスマンをターゲットにしたジムにするなら駅チカにしなければならないため、コストがかかりやすいです。しかし、ターゲットを主婦や子ども、高齢者にする場合、住宅地に開所することも可能でしょう。

そして、人件費についてはジムのサービスの質と相関すると考えられます。例えばフリーのインストラクターが自分1人で運営していく場合、人件費について考慮しなくてもよくなります。

収入の目安

ジムの収入は、基本は会員からの月会費もしくは利用料であり、これが収入の7~8割を占めるケースが大半です。それ以外の売り上げは、プロテインやオリジナルウェア、トレーニングに用いるグッズなどの物販やエステ・マッサージなどのサービスがあります。

モデルケースを例に考えてみると、2ヶ月16回で20万円に価格の設定をしたコースがあったとします。月に4名の方が入会したと仮定すると、1年間に48名が入会して960万円です。これが6人に増えた場合、1年間に72人になるため1,440万円になります。

マンションの一室を借りると、年間の家賃は300万円程に抑えられるでしょう。そこから、トレーナーを雇用した分や機材の維持費などを差し引きます。さらに高価格帯のコースや付帯サービス販売などが可能なら、自身の年収は1,000万円を超えることも可能なのです。

儲かるためのポイント

ここでは、ジム経営で儲かるためのポイントについて詳しく説明していきます。

初期費用を抑える

初期費用をなるべく抑えられれば、会員数が少なくてもジム経営を続けやすくなるメリットが期待できます。なるべく費用を抑えておくことで、儲かるまでの時期を乗り越えやすくなるのです。

例えば、店舗ではなくマンションの1室を借りて運営すれば、保証金などの初期費用を抑えやすいです。ジム経営では、トレーニングマシンなどの耐久財は在庫として考えておく必要があります。

そのため、はじめに準備するトレーニングマシンの台数を減らせば、それだけ在庫のリスクも減らすことが可能です。トレーニングマシンにかかる費用を抑えたいのであれば、自重トレーニングなどマシンを使わないメニューをメインにしたジムを開くのも1つの方法でしょう。

コンセプトと利用者層を固める

ジム経営で儲けるには、1つのコンセプトを専門にしたジムを作ることも重要です。

コンセプトをはっきりさせておくと、漠然と集客するよりもコンセプトを目的とする見込み客を集めやすいからです。

そのほかには、ライバルのスタジオやジムとの差別化を図りやすくなりますので、多くのジムの中に埋もれてしまうことを防げます。 実際、フィットネス業界をチェックしてみると、トランポリンや暗闇フィットネスなど、さまざまな試みを取り入れているジムが増えてきています。

個人経営のジムの場合、設備数や種類においては大手に及ばないケースが多いため、独自のコンセプトを掲げてジム経営をすることが重要です。コンセプトというと難しいイメージがありますが、ダイエットに特化したものや脚やせプログラムがあるジムなどでも差別化を図る事が可能です。出店する予定の地域で、競合となるジムを調査しておくとよいでしょう。

そのほかには、所得の低い方や高齢の方が訪れやすいジムを作るのも1つの方法です。中高年の会員数が増加していることから、どのような世代の方でも利用しやすい環境を整えると集客に有効だと言えます。

幅広い年齢の方に対応できるジムを開所すれば、見込み客の範囲を増やせるはずです。さまざまな世代に対応可能なジム経営を行えば、いずれ入会する客数を増やすことに繋がるでしょう。

経験値を積む

トレーナーの実績はパーソナルジムの魅力に影響する要因であり、指導力が優れていると売上げアップに繋がります。トレーニングマシンをはじめとする設備がいくら充実していたとしても、トレーナーの実力が伴っていなければ通い続けてもらうことは困難です。

そのような状態だと集客がうまくいく可能性が低く、儲かる以前にジム経営が失敗してしまうリスクがあります。中でも、小規模なジムから立ち上げる場合、お客さんは大手よりも警戒心を持ちやすいです。

以上のことから、まずは大手のパーソナルジムなどで実績を積むところからスタートしてみるとよいでしょう。開業するジムの魅力を高めたり指導力を身につけたりすることが大切です。そして実績も大切ですが、パーソナルトレーナーとしての人間性を高めていくことも忘れてはいけないポイントだと考えられます。

立地や設備も重要

ジム経営で儲かるためには、ジムを開業する場所を利便性の高い立地にすることも重要な条件の1つです。オフィス街のビルや駅の中、駅の周辺、住宅地の近くなど、アクセス良好な場所にジムをつくれば、利用者に通いやすさをアピールできるでしょう。地方でジムを開所するのであれば、車を利用する会員も多いため駐車場の確保が重要です。

ジムに通う時間がなかったり、アクセスがよい場所にジムがなかったりするなどの理由で入会を諦めていた人にも訴えかけることが可能なので、見込み客を増やしやすくなるでしょう。

立地だけではなく、設備面でも工夫が必要です。シャワーや更衣室で混雑しないよう配慮したり、利用者がより快適に利用できる環境を提供したりすることも大切なポイントだと言えます。より快適な環境を整えられれば、会員の定着を目指せるだけではなく、口コミが広まって新たな会員が増えることも期待できるでしょう。

しかし、立地や設備条件だけ整えば会員数が必ず増えるわけではないため注意が必要です。ジムのコンセプトをはじめ、家賃の金額なども含めて総合的に考えることが必要でしょう。

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