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24時間ジムは建物や設備、ヒトを用意するだけですぐに開業することが可能ですが、成功させるためには出店前のマーケティング調査やオペレーションの構築など事前準備が必要です。ここでは24時間ジムを開業するメリットやデメリットについて解説します。
24時間ジムは他のジムやフィットネスクラブとの差別化として「24時間利用できる」という点があります。これはターゲットとなるユーザーから見ると「ライフスタイルに合わせて通うことができる」というメリットに繋がりますので、今まで時間の兼ね合いで通えなかったような方もジムに通うことが可能になります。そのため新たなターゲットの獲得もしやすく、しっかりとエリアの調査を行うことで一定のユーザー獲得を見込むことが可能です。
これは24時間ジムだけではなく関連業種の全てに言えることですが、場所と設備を準備するだけで開業できるという手軽さもメリットの一つです。トレーニング器具を設置するだけで営業することができるため、面倒な準備やややこしい手続きなどもありません。これは基本的に顧客が自身でトレーニングを行うという営業形態であるためですが、一方でセキュリティ面についてはしっかりと準備・対応する必要がある点には注意が必要です。
最近の若者は合理的な行動をしますので、トレーニングについては「トレーニングができる環境だけがあればいい」と考える人も多くなっています。24時間ジムは基本的に「好きな時に来て好きなトレーニングをする」場所ですので、若者にとっては都合がいい環境といえるでしょう。また、余分な人件費が圧縮できることから会費も安いケースが多く、コスト負担を下げられることからも人気が高い営業形態となっています。
好きな時に好きなトレーニングをしたいユーザーたちは、混雑している中で器具の取り合いをするのはうれしくないでしょう。24時間ジムの場合は好きな時間帯に利用することが可能なので、自身のスケジュールも踏まえながら人が少ない時間に利用することが可能です。定期的に通っている顧客であれば、そのジムはいつが混んでいていつが空いているのかも把握しているでしょう。集中してトレーニングができる自分だけの時間帯を見つけられるのもメリットの一つです。
一般的なジムと24時間ジムの差別化としては「いつでも通える」「深夜でも利用できる」といった点がありますが、24時間ジム同士における差別化は実は難しいです。これは設備とヒトさえ用意できれば開業が容易にできて顧客も手軽に利用できるなど無駄をそぎ落としたビジネスモデルだからこそであり、「施設の清潔さ」のような定性的な差別化か「最新の設備を備えている」などのようにお金がかかるような差別化くらいしかないというのはデメリットの一つとなっています。
差別化が難しいという点でも触れた通り、無駄をそぎ落としたビジネスモデルだからこそどこの24時間ジムも手軽さを売りにしており、会費水準を低く設定することで集客に尽力している店舗が多くなっています。そのため激しい価格競争が経常的に発生してしまっており利幅を確保することが難しく、しっかりとした戦略や採算管理を検討しなければ儲からないビジネスとなってしまうリスクがあります。
上で触れた2つのデメリットを考えると、今後の24時間ジムはいかに低コストで競合他店との差別化を図るかが重要になってきます。立地のような外的環境をよりよいものにするのはもちろん手早いですがなかなかそうはいきません。そうなってくると今後はヒトに焦点をあて、パーソナルトレーニングなどに注力するのがトレンドになっていく可能性があります。そうなるとそれらの業務に対応ができる優秀な人材が必要となりますので、この人員確保は大きな課題の一つとなるでしょう。
24時間ジムの開業は難しいものではありませんが、しっかりと利益を出していくためにはさまざまなポイントを押さえておく必要があります。ジムの営業形態を検討する際にも24時間ジムにはどういうメリットがあり、どういうデメリットがリスクとして存在しているのかを把握・確認しておきましょう。重要なポイントを押さえながら戦略を立て、堅実な経営・運営をしていけば充分に利益を獲得できるビジネスモデルにはなるでしょう。
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